脳卒中の発症から4.5時間以内なら組換え組織プラスミノーゲン活性化因子tPA投与の利益あり
脳卒中になってから、速やかにtPAを静脈内に投与すると、運動麻痺など脳卒中による症状がよくなり臨床転帰は向上するといわれている。
tPA治療のリスクと利益のバランスは、脳卒中が発症してから治療開始までの時間(OTT)によって異なると考えられている。
現時点でtPAは、発症から3時間以内のにしか、投与できないことになっている。
今回、虚血性の脳卒中が発症してから4.5時間以内に組換え組織プラスミノーゲン活性化因子(tPA)を投与を開始すると、治療の利益がリスクを上回ることが明らかになった。
これは、英Glasgow大学のKennedy R Lees氏らが行った最新の解析で明らかになったもので、この論文は、Lancet誌2010年5月15日号に掲載されている。
メタ分析では、さらに時間が経過した場合でも転帰向上が期待できることが示唆されていた。